いいお天気のときは晴れ渡った空に、のんびりふわふわ浮かんでいる雲。よーく見るといろんな形に見えてくることもありますよね。さながら綿あめのようでお腹がすいているときなんかは「おいしそう」と思った人もいるのではないでしょうか( ˘ω˘ )ハイ、ワタシデス
あの雲に乗ってみたいなあ気持ちいいだろうねえと子供と話していると「雲って何でできてるの?なんで浮いてるの?乗れるの?」と怒涛の質問。なんて説明しよう…と頭を抱えたこともあるそこのママパパたち!雲は何なのか、なぜ浮かんでいるのか、ここで解決してかっこよく答えちゃいましょう。
そもそも雲って何でできている?
雲は空気中に浮かんでいるとてもとても小さい水や氷の粒の集合体です。
太陽の光で地表にある水が温められ蒸発し水蒸気になります。このとき地表面のすぐ上の空気も同時に温めらることになります。空気の温度があがると飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう:1立方メートルあたりの空気中に含まれる最大の水蒸気量)が増える関係で、その地表面近くには水蒸気を多く含んだ空気のかたまりができます。
これが雲の正体です。
雲が浮かんでいる理由と白く見える理由
温められた空気は軽くなる性質はあります。軽くなった空気は上へ上へと向かい、これを「上昇気流(じょうしょうきりゅう)」と呼びます。
雲の下にはこの上昇気流がるため、落ちてくることもなく空に浮かんだ状態にあるということです。
雲があるところには下からずっと風に吹かれていると思うとなんだか不思議ですよね。風船を下からふーふーして浮かばせている様子を思い浮かべると簡単ですね。
そしてなんと・・・雲に色はありません!白く見える正体は太陽の光がありらこちらに反射しているからだそうです。そして曇りや雨のときに雲がグレーや黒みがかっているように見えるのは、雲の厚みなどによる影になっている部分だそうですよ~!
子供の疑問に答えてみよう
子「なんで雲ってずっとお空に浮かんでいるの?」
私「雲の下にはずっと風が吹いていて、それでお空に浮かんでいるんだよ。風船を下からふーってしてたら浮かぶよね?それと同じだよ」
子「そうなんだ!雲も楽しいーってしているのかな?」
私「そうかもしれないね。ふかふか浮かんで気持ちよさそうだよね」
子「ふわふわいいなあ。雲に乗れたりするのかな?」
私「雲はふわふわの綿菓子みたいに見えるけど、実はとっても小さい水や氷の塊からできているの。だから乗れそうに見えるけど、形があるわけじゃないから乗ったりはできないんだよ。」
子「へーそうなんだ。私も風にのってふわふわ~ってお空に浮かびたいなあ(*’ω’*)」
ふわふわ浮かぶ不思議な雲
子供たちと外を歩いているときの質問でしたが、なんとも子供らしい可愛い疑問ですよね。
子供の頃に見たアニメでは、雲の上にのって走ったり寝転んだり、はたまたそこに家があったりお店があったりと夢のような世界が繰り広げられていました。あんな雲の形はないし乗れないとわかった今でも、乗れるものならぜひのってぷかぷかと浮かんでみたいものです(笑)
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