【子供の疑問】「閏年(うるうどし)ってなに?なんで1日増えるの?」って聞かれたらどう答える?

question

4年に一度訪れる閏年(うるうどし)。

なぜ4年に一度なのか、なぜ2月なのか、知っていますか?そして2月29日に生まれた人は4年に1回しかお誕生日がこないの?など疑問は尽きません。

次の閏年は2024年2月29日!そう、来年です。来年といっても今この記事を書いているのが11月なのであと3か月もありません。

それまでに理解して子供たちの疑問にスマートに答えちゃいましょう(‘ω’)v

そもそも閏年(うるうどし)ってなに?

閏年(うるうどし)とは、4年に一度の2月29日がある年のことです。この閏年だけ、1年が365日ではなく366日になります。

ここ最近では2020年、2016年、2012年が閏年でしたね。

2月29日がある年を閏年と言い、2月29日は「閏日(うるうび)」と呼びます。

なんで「閏(うるう)」なの?

「潤(うるお)う」という感じににているこの「閏(うるう)」という漢字、「あまり、余分、定まったものからはみだす」などの意味があります。

「余分なあまりのある年」つまり「いつもより日数が多い年」ということです。

なんで4年に一度だけなの?なんで2月なの?

1年が365日なのは、私たちの住む地球が太陽を一周するのにかかる期間です。1年もかけて太陽のまわりをぐるーっと回っていると想像するのもなんだか不思議な気持ちになりますね。

ただぴったり365日というわけではなく、365日と6時間ほどかかっているそうです。そのため毎年6時間のズレが発生し、4年で24時間、丸1日季節のずれがでてきてしまいます。

そのため4年に一度、2月の最後に1日増やすことで季節のズレが生じない様調整しているということです。

そしてなぜ2月の最後に増やしたのか?

うるう日を設定し4年に一度366日にすることでズレをなくす調整をしていた時代は、なんと1年の終わりが12月ではなく2月だったそうです。そのため1年の最後に1日付け足していた、ということですね。

2月29日に生まれた人は、4年に一度しか年をとらないの?

いいえ、そんなことはありません(笑)。うるう日に生まれた人も、みんなと同じように毎年お誕生日を迎え1つ年と重ねます。

2月29日だけでなく他の日もすべて、誕生日前日の24時に1歳増えると日本の法律で定められています。なのでうるう日に生まれた人は2月28日の24時(3月1日に変わる時)に1歳年をとるわけですね。

4年に一度しか存在しない日なので頭でぱっと考えると「ん?え?」となりそうですが、「誕生日前日の24時」に1歳を取るのはうるう日関係なくみんな一緒です。

なので身近に2月29日のうるう日がお誕生日だという人がいたら、2月28日に「明日お誕生日だね!おめでとうー!」とお祝いしてあげてくださいね!

最後に

今では当たり前の様にカレンダーが存在していますが、もともとは空に浮かぶ星を観察して、星の見え方がおよそ365日で同じになると導き出し、それを1年としたと思うとなんとも

4年に一度訪れるうるう年ですが、なんとそれも絶対ではありません…!

グレゴリオ暦では、西暦年号が4で割り切れる年をうるう年としていますが、西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年は例外となるため、うるう年にはならないとされています。

なんともややこしい話ですよね(;^ω^)

次のその例外は2100年なので、そこまでそこは考えなくていいと思います(笑)

なにそれ?な例外はあるものの、カレンダーの成り立ちは約6000年も前の人が夜空に輝く星を観察したことであり、そしてさらに日々の観察・研究からうるう年が生まれたと思うと、なんとも素敵な経過ですよね。

夜空の星から生まれたんだと、そこから子供たちに話すとより深い興味をいただいてくれると思います♪

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