今の時期、18時半~19時頃でようやく薄暗くなってきますよね。明るい時間が長い分、お散歩や公園から子供たちが帰らないなんのって…(;´д`)トホホ
そんな長時間体力おばけの子供たちから「ママ、前は暗くなってきたから帰ろうって言ってたもん」「まだ明るいじゃん!」と。冬は暗くなるのが早いけど、夏は暗くなるのが早いだけなんだよ~!と答えたとたん「なんで???」。ハッ(゚д゚)
さあ世のお母さんお父さん!ここでなぜかしっかり学んで子供たちにかっこよく答えてあげましょう♪
(そして早くおうちに帰ってもらいましょう笑)
太陽が見えている時間が違う?
私たちがいるこの地球は、北の北極と南の南極を軸にして1日1回自転しています。そして365日(1年)をかけて太陽のまわりを公転しています。この2つのそれぞれの回転の関係上、夏は日が長くなり冬は日が短くなっていたんですね~。
そしてこの地球の自転軸(コマでいう棒のところ)はコマのように真っすぐ縦に立っておらず、太陽の公転軸に向かって少し傾いています。
自転軸が傾いているために太陽の周りを公転していくと、日が長くあたる場所と短くなる場所がでてきます。その位置により夏は日照時間が長くなり、冬は日照時間が短くなっていたんですね。
ちなみに季節が存在しているのもこの関係です。太陽のまわりを公転しているのも楕円形でまわっているため、太陽が近くなる部分は気温が高くなり日本でいう夏、太陽が遠くなると気温も下がり冬になるというわけです。
春夏秋冬、四季の関係
先程、夏に日が長くなったり暑くなるのは地球の自転と太陽のまわりをまわる公転が関係しているとお伝えしました。四季があるのは日本だけではないですが、これほどくっきりと分かれている国も実は多くありません。
そして夏だと他の国も全部そうなのかといえばそうではありません。例えば日本のある北半球が夏を迎えているとき、地球の傾きによって南半球側は太陽の光の受け方が減るため冬になります。
例えば日本のクリスマスといえば冬で、雪がちらつけば寒い中でも光に照らされとてもロマンチックな季節になります。しかし南半球にあるオーストラリアのクリスマスは真夏!サンタクロースといえばもこもこの暖かそうな服に手袋とブーツ、そしてソリに乗ってトナカイとともにやってくるイメージがありますが、オーストラリアではサーフィンをしているサンタクロースでびっくりしました笑
季節を考えるとそうなのですが、12月が暑いなんて日本に住んでいる私たちからするとなんとも不思議な感覚ですよね。
1年で1番日が長くなる日って?
1年の中で1番日が長くなるのが「夏至(げし)」です。1年の中で最も太陽が出ている時間が長く、最も夜が短い日です。その真逆に「冬至(とうじ)」があり、1年の中で最も太陽が出ている時間が短く、最も夜が長い日があります。
この夏至と冬至のほかに春分と秋分など、季節を表す言葉として用いられている二十四節気(にじゅうしせっき)の中の言葉です。
そして夏至と冬至も北半球と南半球では真逆に起こります。
2024年の夏至は6月21日だそうなので、何時何分まで明るいのか子供たちと観察するのもまた楽しそうですね♪
まとめ
季節の存在から日照時間の長さには、地球の自転と自転軸に加えて傾き、そして1年をかけて太陽のまわりをまわる公転の動きによって関係していることが分かりましたね♪
夏はなんで夜まで明るいのか、逆に冬はなんですぐ暗くなってしまうのか、地球や太陽の動きなどもまじえて話すとより子供はわくわくしながら聞いてくれるのではないでしょうか。
実際に太陽や月の動きを観察しながらどう思う?と投げかけてみると、面白い答えも返ってくるかもしれませんね( ˘ω˘ )
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